無肥料でも野菜は育つの?雑草堆肥の作り方
こんにちは〜
ないとーです!
肥料がないと野菜は育てられないと思っていませんか?
無肥料栽培って無理じゃない?
そう考えている人もいるはずです。
結論を先に言います。
無肥料でも野菜は育てられます!
なぜ、無肥料栽培が主流になっていないか。
しっかりとした理由があります。
無肥料栽培では肥料を使った栽培よりも作物の収穫量が減ります。
農家で生計を立てていくためには、
収穫量がある程度なければ売り上げになりません。
また、売り上げを上げるためには単価を上げるための付加価値も必要になります。
無肥料で育てられた野菜は安全・安心を付加価値することができます。
参考にしていただければと。
今回は、土づくりについて触れていきたいと思います。
畑には多くの微生物や菌が住んでいます。
人間の腸の中も善玉菌と悪玉菌のバランスが整っていると健康になりますよね。
畑も同じものだと思います。
畑にいる微生物のちからを使い、畑の中の生態系を整えることが大切です。
糸状菌、放線菌、乳酸菌、光合成細菌、納豆菌など様々な菌が有効に作用します。
菌類のパワーはものすごいです。
雑草を刈り取って土に埋めておくだけでも分解して土にしてくれます。
簡単にできる方法では、雑草堆肥をつくる。
1.雑草堆肥をつくろう
畑ならば雨が降っただけでも雑草は生えてきますよね。
畑の元々、自生している雑草を使うことで必要な栄養素を還元することができます。
雑草堆肥の作り方を説明します。
「 雑草堆肥の作り方 」
材料 ・畑の土(腐生微生物)25% →分解微生物
・米ぬか10% →窒素、リン酸
・水 (全体が湿る程度) →分解促進
作り方
①枯れ葉に米ぬかを混ぜた後、土で覆う
②温度を50~60度まであげる
(土でカバーして温度をあげていく)
③温度が下がってきたら切り替えし
④もう一度土を被せて水を湿らすくらいかける
⑤③~④の作業を5~6回繰り返す
⑥3-4か月目に完全に土になる。土のにおいがする
雑草堆肥をつくってもともとの土をよくなると化学肥料を減らすことができます。
畑の厄介者、雑草を使って畑の改良に取り組んでいけばよい野菜を作り続けることも可能になると思います!
ぜひ、雑草堆肥を作ってみてください。
また次回も読んでください。チャオ!!